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フィンペシアの飲み方を徹底解説!注意点や飲み合わせについても紹介
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フィンペシアは、有効成分にフィナステリドを配合したAGA治療薬で、プロペシアのジェネリック医薬品です。
AGAの進行を遅らせるフィンペシアを安全に服用し、最大限の効果を得るためには正しい服用方法を知ってそれを守ることが重要です。
しかし、「正しい飲み方が分からない」、「他の医薬品と一緒に飲んでも大丈夫?」など、服用方法に関する疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、これらの疑問を解消するために以下の内容を詳しく解説していきます。
フィンペシアをこれから服用する方や、購入を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
フィンペシアの基本的な飲み方
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フィンペシアの基本的な服用方法は、以下のとおりです。
服用回数 | 1日1回 |
---|---|
用量 | 1mg(1錠) |
フィンペシアは1日1回1mgを、コップ1杯程度の水またはぬるま湯で服用してください。
水の量が少なかったり、水以外のもので服用したりすると十分な効果が発揮されなくなる場合があるため、注意しましょう。
フィンペシアの効果は、一般的に約6ヶ月で実感できるとされているため、6ヶ月以上毎日継続して服用することが推奨されています。
また、症状が改善したからといって服用を中止すると元の状態に戻ってしまうので、改善された状態を維持するためには、継続的に服用してください。
飲むタイミングの指定はない
フィンペシアを服用するタイミングは、とくに指定されていません。
時間帯を問わず、朝・昼・夜どのタイミングでも服用可能です。
また、食事の影響を受けることもないので、食前と食後のどちらに服用しても問題ありません。
ただし、6ヶ月以上の継続服用が必要になるため、飲み忘れないようにご自身の生活スタイルに合わせて服用のタイミングを決め、毎日同じ時間に服用することをおすすめします。
1日に飲める最大用量は1mg(1錠)まで
フィンペシアの1日に服用できる最大用量は、1mg(1錠)までです。
この量を超えて服用しても効果が強くなることはなく、思わぬ副作用が生じるリスクも考えられるため、過剰摂取は避けましょう。
参照:フィンペシア錠-ciplamed
また、飲み忘れた場合はその分は飛ばして、次回から通常どおりに服用しましょう。
安全に服用するためには、このように用量を守ることが大切です。
フィンペシアをミノキシジルと併用する際の飲み方
フィンペシアをミノキシジルと併用する際は、ミノキシジルを使用するタイミングで一緒に服用することがおすすめです。
ミノキシジルの使用方法は、以下のとおりです。
外用薬 | 内服薬 | |
---|---|---|
使用回数 | 1日2回 | 1日1~2回 |
用量 | 1回1ml | 1日5~10mg |
参照:メディカルミノキシジル5%-KEGG・ロニテン錠-Pfizer
ミノキシジルは外用薬の場合は1日2回、朝と夜に使用します。
いずれかの使用タイミングで、フィンペシアを一緒に服用してください。
内服薬の場合は1日1回が基本的な飲み方となるため、フィンペシアも同じタイミングで服用しましょう。
なお、フィンペシアとミノキシジル内服薬の併用をお考えの方は、お得に購入できる以下のセット商品がおすすめです。
フィンペシアを飲む際に注意すべきポイント
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フィンペシアを服用する際は、事前にフィンペシアの禁忌事項を確認しておきましょう。
その理由は、禁忌事項に該当する方がフィンペシアを服用すると、思わぬ副作用や重大な健康被害を引き起こす可能性があるためです。
また禁忌事項の確認とあわせて、以下のようなポイントにも注意しましょう。
それぞれのポイントについて、詳しく解説していきます。
錠剤を半分に割らない
フィンペシアを服用する際は、1mgの錠剤を半分に割ったり砕いたりしてはいけません。
錠剤は、服用してから胃や腸で溶けて吸収されるまでの時間を全て計算した上でコーティングされています。
しかし、錠剤を割ると想定した通りに成分が吸収されなくなるため、十分な効果が得られなくなる可能性があるのです。
そのため、フィンペシアは割ったり砕いたりせず、そのまま服用してください。
女性や子どもに触れさせない
フィンペシアは、女性や子どもが錠剤に触れないように注意してください。
有効成分フィナステリドは、女性や子どもへの安全性は未確認ですが、錠剤に触れただけでも皮膚を通して体内に吸収される可能性があります。
また、男子胎児における生殖器の発達に影響を及ぼす危険性があるため、妊娠中または妊娠している可能性がある女性はとくに注意が必要です。
女性や子どもが誤って触れないように、保管場所は別にする、手の届かない場所に置くなどの対策をしましょう。
前立腺がんの検査を受ける際は事前に申告する
前立腺がんの検査や健康診断を受ける予定がある方は、事前にフィンペシアを服用していることを担当医に申告してください。
フィンペシアは前立腺がんの検査で確認されるPSAの数値を下げるため、正しい検査結果が得られなくなります。
前立腺がんの発症が見落とされてしまう場合もあるので、忘れずに担当医に伝えましょう。
献血をしない
フィンペシアを服用している間は、献血をしてはいけません。
さらに服用を中止しても、血液中から成分が完全に無くなるまでの1ヶ月間は献血をしないように定められています。(※)
※参照:服薬と献血について-日本赤十字社福岡県赤十字血液センター
これは、フィンペシアを服用している方の血液が女性や子どもに輸血された場合の安全性が確認されていないことが理由です。
誤って献血をした場合は、すぐに血液センターに連絡してください。
フィンペシアと他の医薬品との飲み合わせ
フィンペシアの併用禁忌薬と併用注意薬は、とくに指定されていません。
しかし、一般的に以下の医薬品に関しては、併用に注意が必要といわれています。
- CYP3A4阻害薬
- 抗ウイルス薬
- 硝酸薬
- 抗真菌薬など
また、これら以外にも前立腺肥大症の治療にはフィンペシアと同じ成分のフィナステリドが使用されることがあり、同じ成分を過剰に摂取することになるため、重複しないように注意してください。
そのため、常用している医薬品や持病がある方は、事前に医師へ相談することがおすすめです。
医薬品以外で注意が必要なもの
フィンペシアは、医薬品と同様に一緒に摂取してはいけない食べ物や飲み物などの指定はありません。
しかし、以下の飲食物は併用する際に注意が必要といわれています。
- グレープフルーツ
- アルコール
- ノコギリヤシ
これらはフィンペシアの代謝などに影響を与えるため、フィンペシアの副作用が起こりやすくなるおそれがあります。
そのため、服用の際には医薬品だけでなく、飲食物との飲み合わせにも注意しましょう。
フィンペシアは正しい飲み方を守ることで安全に使用できる
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ここまでにお伝えした、フィンペシアの服用方法に関してのポイントを以下にまとめました。
- フィンペシアは1日1回1mg(1錠)を水またはぬるま湯で服用する
- フィンペシアを服用する際は事前に禁忌事項を確認し、錠剤の取り扱いや献血などに注意する
- 常用している医薬品や持病がある方は、服用について事前に医師へ相談することがおすすめ
フィンペシアは、正しい服用方法を守ることで安全に最大限の効果を得られます。
髪に関するお悩みやコンプレックスを解消したい方は、ぜひフィンペシアの購入をご検討ください。
よくある質問
フィンペシアの服用方法についてのよくある質問にお答えしていきます。
フィンペシアはいつ飲むべき?
フィンペシアは毎日の継続服用が重要になるため、飲み忘れを防止するためにも毎日同じタイミングでの服用をおすすめします。
服用する時間帯や食前・食後などの指定はないため、ご自身の生活スタイルに合わせて服用するタイミングを決めてください。
フィンペシアと一緒に飲んではいけないものは何?
フィンペシアと一緒に服用してはいけないものは、とくに指定されていません。
しかし、一部の医薬品や食べ物、飲み物は併用に注意が必要なため、事前に確認しておきましょう。