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レビスマの副作用－主な症状や対処法を解説
(51)レビスマは、厚生労働省が承認しているED治療薬「レビトラ」のジェネリック医薬品です。
安全性が高く、ED治療薬の中でもトップクラスの硬い勃起が期待できます。
レビスマの副作用は頭痛やほてりが多い
レビスマの主な副作用は以下のとおりです。
- 頭痛（11.7％）
- ほてり（10.6％） など
レビスマの副作用の中で多く見られるのが、頭痛やほてりです。
これは、レビスマが持つ血管拡張作用により起こります。
ただし、どちらも発現率10％前後であり、起こる頻度はそこまで高くありません。
またレビスマの副作用は、いずれの症状も軽度で一時的であることが多いので、過度に心配する必要はないといえるでしょう。 ※参照：Vardenafil: update on clinical experience
レビスマの副作用一覧
頭痛やほてりを含む、レビスマの副作用一覧は以下のとおりです。
| 1％以上 | 0.1～1％未満 | 0.1%未満 | 頻度不明 | |
|---|---|---|---|---|
| 循環器 | ほてり、心悸亢進 | 頻脈、高血圧 | 失神、低血圧、顔面浮腫、心筋虚血、心筋梗塞 | 起立性低血圧、狭心症 |
| 精神神経系 | 頭痛、めまい | 不眠症、異常感覚、傾眠、眩暈、感覚鈍麻 | 不安、緊張亢進、一過性全健忘 | |
| 肝臓 | 肝機能検査異常、γ-GTP上昇 | |||
| 呼吸器 | 鼻づまり | 副鼻腔うっ血、呼吸困難、鼻出血 | ||
| 筋・骨格系 | 背部痛、筋肉痛 | 関節痛、頸部痛 | ||
| 皮膚 | 紅斑、発汗、そう痒、光線過敏性反応、発疹 | |||
| 消化器 | 消化不良、嘔気 | 腹痛、口内乾燥、下痢、胃炎、嘔吐、胃食道逆流 | 嚥下障害、食道炎 | |
| 感覚器 | 視覚異常、結膜炎、霧視、羞明、彩視症、眼痛、耳鳴、流涙 | 緑内障 | ||
| その他 | CK上昇、 灼熱感、無力症、胸痛、異常感、勃起増強（勃起時疼痛など） | インフルエンザ症候群、射精障害、 アナフィラキシー反応、持続勃起 |
重大な副作用
レビスマの重大な副作用は以下のとおりです。
- アレルギー反応（アナフィラキシー反応）
蕁麻疹や、顔や気道を含む全身の腫れ、呼吸困難などが起こる症状です。 - 持続勃起症
性的興奮や刺激が無い状態にも関わらず、勃起が4時間以上持続する症状です。
痛みを伴う場合もあり、放置すると勃起機能が永続的に失われるおそれがあります。 - NAION（非動脈炎性前部虚血性視神経症）
突然、片方の目の視力が低下したり、喪失したり、視野が欠けたりする症状です。
レビスマの副作用はいつまで続く？
レビスマの副作用は、通常効果が薄れるとともに改善していきます。
レビスマは服用から3～5時間作用するため、この時間が経過すれば症状は治まるでしょう。
ただし、症状が長引いたり悪化したりする場合は、すぐに医師へ相談してください。
レビスマの副作用が強いときの対処法
レビスマの副作用は基本的に軽度である場合がほとんどですが、万が一症状が強く出ている場合は性行為を中断して安静にしましょう。
頭痛や下痢、胃炎などが起こっている場合は、頭痛薬や下痢止め、胃薬といった症状に合う医薬品を併用することも可能です。
またレビスマの副作用は、用量が増えると強くなる傾向があります。
20mgで副作用が強い場合は次回から10mgに減量するなど、ご自身に合う用量を見つけることも大切です。
※参照：Vardenafil treatment for erectile dysfunction
レビスマの副作用を防ぐ方法
レビスマの副作用を防ぐために有効な方法は、以下のとおりです。
- 少ない用量から開始する
レビスマは10mg、20mgの用量があるため、初めての方は10mgからお試しいただくことがおすすめです。 - 軽めの食事をしておく
レビスマの服用前に軽めの食事をしておくと、有効成分の吸収を抑えられるため副作用が起こりにくいとされています。 - アルコールやグレープフルーツ（ジュース含む）を避ける
アルコールやグレープフルーツに含まれる成分は、レビスマの副作用を強くするおそれがあります。
レビスマの副作用に関する口コミ・体験談
ここでは、グー薬局でレビスマを実際に購入された方の、副作用についての口コミをご紹介します。
2021-01-15
特濃さん 30歳
10mgがベストだった！副作用ぽいのもなく最後まで満足できた！
2020-12-15
WANTEDさん 38歳
たまに20だと強いのか頭痛が出ることあるんで、半分にして飲むこともある。
2019-12-18
サトーさん 41歳
レビトラよりも安く、効果は変わらず。副作用もレビトラ飲んだ時と同じく、顔と首が赤くなる程度。
口コミを見ると、症状が出ない方もいれば頭痛やほてりが出ている方もいるなど、副作用には個人差があることがわかります。
いずれも軽度であるため心配はいりませんが、不安な場合は少ない用量から開始するといった工夫をすることでリスクを抑えられるでしょう。
