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マイスリーに市販薬はある?通販(個人輸入)可能な代わりの薬も紹介
マイスリーは病院でのみ入手が可能で、市販薬はなく通販(個人輸入)でも購入することができません。
もし、病院へ行く時間がない方はマイスリーと似たような効果の睡眠薬や睡眠改善薬を服用するのがおすすめです。
- ・病院にて処方してもらう
- ・マイスリーに似た睡眠薬を入手
- ・市販の睡眠改善薬を入手
本記事では、マイスリーの購入方法や似た効果を期待できる睡眠薬についても解説します。
マイスリーの代替薬もあわせて紹介しますので、参考にしてください。
- マイスリーの入手方法一覧
- 病院でのみ処方してもらえる
- マイスリーの市販薬はない
- 個人輸入代行サイトでの通販も不可
- マイスリージェネリックも病院でのみ入手可能
- 通販可能なマイスリーに似た睡眠薬
- ソナタ
- ルネスタ
- デエビゴ
- マイスリーは抗うつ薬や抗不安薬として処方されていない
- マイスリーとは
- 効果・おすすめの人
- 服用方法
- 副作用・依存性
- ルネスタ・デパスなどの睡眠薬との比較
- マイスリー服用者の口コミ・評判
- おすすめの睡眠改善薬
- よくある質問
- 効果がでるまでどのくらいかかりますか?
- 飲み続けるとどうなりますか?
- マイスリーが効かないときはどうすればよいですか?
- 半分でも効果はありますか?
- ゾルピデムの違いは何ですか?
マイスリーの入手方法一覧
病院処方 | 薬局・ ドラッグストア |
通販・ 個人輸入 |
---|---|---|
〇 | ✕ | ✕ |
病院でのみ処方してもらえる
マイスリーを入手するには、医師の診察を受けて処方箋をもらう必要があります。
また、服用についてしっかりと管理されており、1回の処方で投与できる上限は30日分と制限されている睡眠薬です。
マイスリーを服用して不眠症を改善したい場合は、病院を受診して処方してもらいましょう。
マイスリーの市販薬はない
マイスリーは、ドラッグストアや薬局などでは市販されていない睡眠薬です。
乱用や依存の恐れがあり、処方箋が必要な向精神薬に指定されています。
近年、オンライン診療も普及していますが、初診の場合、マイスリーを含む向精神薬の処方は禁止されています。
個人輸入代行サイトでの通販も不可
医療機関で処方されている医薬品の中には、個人輸入で購入できるものもありますが、マイスリーは個人輸入ができません。
マイスリーは向精神薬に指定されているため、個人輸入することは法律で禁止されています。
ハルシオンやレンドルミンなどの睡眠薬も、マイスリーと同様に向精神薬に指定されており、個人輸入はできません 。
禁止されている理由は、向精神薬の乱用によって依存症や健康被害を引き起こす可能性が高いためです。
マイスリーは市販でも個人輸入でも購入できない睡眠薬であり、服用するためには、医療機関を受診して処方してもらう必要があります。
マイスリージェネリックも病院でのみ入手可能
複数の製薬会社からマイスリーのジェネリック医薬品が開発・販売されています。
ルネスタジェネリック(後発薬)も、先発薬同様に病院でのみ処方されており、通販や個人輸入はできません。
ルネスタジェネリックをお求めの方は、現状だと病院で処方してもらう選択肢しかありません。
ジェネリック薬名 | メーカー |
---|---|
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「アメル」 | 共和薬品 |
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「オーハラ」 | 大原薬品 |
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「クニヒロ」 | 皇漢堂 |
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「サワイ」 | 沢井製薬 |
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「サンド」 | サンド株式会社 |
ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「タカタ」 | 高田製薬 |
通販可能なマイスリーに似た睡眠薬
マイスリーは、非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬になります。
- 非ベンゾジアゼピン系に分類される睡眠薬
- 即効性が期待できる
- ピークまでは約1時間、半減期は約2時間
- 入眠障害に有効
- 翌朝の眠気やふらつきが少ない
ソナタ
ソナタは、有効成分ザレプロンが配合された非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬です。
日本では未承認ですが、海外ではよく使用されている睡眠薬であり、持続時間が短いため副作用のリスクが低いのが特徴です。
ソナタのジェネリック医薬品であるハイプロンは低価格(100錠4,050円)であり、コストパフォーマンスに優れ人気があります。
ルネスタ
ルネスタも非ベンゾジアゼピン系に属し、服用してから約1時間で効果を感じ始め、約5時間効果が持続可能です。
国内の病院でもルネスタを処方しているクリニックは多く安心して服用できます。
ルネスタには多数のジェネリック医薬品があり、よりお手頃なお値段で不眠症を改善できます。
デエビゴ
デエビゴは、オレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬です。
脳を覚醒させる神経伝達物質であるオレキシンの働きを低下させることで、自然な眠りを促します。
服用してから約1.3時間で効果を感じ始め、その後は約3~4時間持続します。
マイスリーは抗うつ薬や抗不安薬として処方されていない
病院では、マイスリーを抗うつ薬や抗不安薬としては処方されていないです。
基本的には不眠症の改善のための睡眠薬として扱わており、もしうつ病でお悩みの方は抗うつ薬の使用がおすすめです。
マイスリーとは
マイスリーは、不眠症の治療薬として広く使用されている非ベンゾジアゼピン系睡眠薬です。一般名であるゾルピデム酒石酸塩で処方されることもあります。
服用後30分程度で効果が表れ、2時間で半減期を迎えるため、朝起きた時のふらつきなどの副作用が少ないのが特徴です。
ベンゾジアゼピン系睡眠薬に比べて依存性が低く、長期服用による耐性や離脱症状のリスクが低いと言われています。
効果・おすすめの人
マイスリーは即効性に優れた超短時間型の睡眠薬であり、寝つきが悪い入眠障害の方に効果的です。
有効成分が脳の興奮を抑えるGABAの働きを促進して、自然な眠気を促す効果があります。
作用時間が短いため、翌日まで眠気が残りにくく、ふらつきや転倒のリスクが低いです。
ただし、長時間型の睡眠薬と比べて作用時間が短く、途中で目が覚める中途覚醒や予定時間より早く目が覚める早朝覚醒には効果が発揮されない可能性があります。
また、双極性障害や統合失調症による不眠症はマイスリーの効果が期待できず、保険適用できないため注意しましょう。
服用方法
マイスリーを服用する場合、以下との併用は注意が必要です。
・麻酔剤
・中枢神経抑制剤
・アルコール
・リファンピシン
とくに、アルコールは禁忌というわけではありませんが、服用中は控えることをおすすめします。
マイスリーとアルコールはどちらも肝臓で分解されるため、併用することで代謝が悪くなる可能性があります。
代謝が悪くなると、効果が十分に得られなかったり副作用が増強されたりする場合があり注意が必要です。
また、飲酒することで運動機能・精神機能への影響が増強される恐れがあります。
マイスリーの服用中は、できるだけ飲酒は避けたほうが良いでしょう。
アルコールの分解にかかる時間は個人差があり、飲酒量によっても異なるため具体的な時間を出すことはできません。
例えば、500mlのビールを摂取した場合、成人男性で3~4時間ほど分解に時間を要します。
マイスリーを服用する場合は、飲酒を避けたほうがよく、飲みたくなったときはノンアルコール飲料に変えるなど工夫すると良いでしょう。
- 関連ページ
- 睡眠薬とアルコールについて
副作用・依存性
マイスリーの副作用は、主に以下が挙げられます。
・ふらつき
・眠気
・頭痛
・めまい
・倦怠感
これらの副作用は、一時的なものが多くさほど心配はいりません。
ただし、以下の重大な副作用が現れた場合はすぐに医療機関を受診しましょう。
・せん妄
・錯乱
・一過性前向性健忘
・睡眠随伴症状(夢遊症状)
・もうろう状態
マイスリーは比較的副作用の少ない安全性の高い睡眠薬ですが、稀に重大な副作用を引き起こす可能性があります。
服用後はすぐに就寝して、途中で起きることがないように注意してください。
非ベンゾジアゼピン系に分類されるマイスリーは、ベンゾジアゼピン系と比べると依存性は低いですが、全くないわけではありません。
マイスリーの長期服用は、耐性がつくことで薬物依存につながり、服用をやめられなくなる可能性があります。
また、長期服用によって幻覚や抑うつ気分、健忘など深刻な副作用を引き起こす場合があり危険です。
服用を中止すると強い不安感やイライラ、不眠の症状が悪化するなどの離脱症状が出ることがあります。
そのため、マイスリーの服用を中止する場合は、自分で判断するのではなく必ず医師に相談してからおこないましょう。
ルネスタ・デパスなどの睡眠薬との比較
マイスリーの使用を検討している方は、ルネスタやデパスなどの睡眠薬と比較する方も多いです。
商品 | |||
---|---|---|---|
商品名 | マイスリー | ルネスタ | デパス |
価格 | 病院でのみ処方 | 50錠 4,050円 | 病院でのみ処方 |
ピークタイム | 約1時間 | 約1時間 | 約3時間 |
持続時間 | 約2時間 | 約5時間 | 約6時間 |
マイスリー服用者の口コミ・評判
実際にマイスリーを服用している方々の声をまとめてみました。
マイスリーは病院でも最初に処方される睡眠薬で、比較的効果も穏やかです。
副作用や依存性の心配が少ない反面、人によっては効果を感じにくいこともあるようです。
参考:X(旧Twitter)
おすすめの睡眠改善薬
マイスリーは市販では販売されていないため、病院で処方してもらうか、マイスリーと似た睡眠効果をもつ睡眠薬や睡眠改善薬を使用するのがよいでしょう。
睡眠改善薬は、ドラッグストアなどで購入できる一般用医薬品に属するもので、正確には睡眠薬とは違います。
睡眠改善薬は一時的な不眠や軽度の不眠症に適しており、睡眠薬は慢性的な不眠症の治療に適しています。
よくある質問
マイスリーについて、よくある質問をまとめました。
服用を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
効果がでるまでどのくらいかかりますか?
マイスリーは超短時間型の睡眠薬のため、即効性に優れており、服用後、約15~30分で効果が現れます。
40~50分経つと成分の血中濃度が最大となり、持続時間は2時間ほどです。
ふらつきや倦怠感などの副作用が出る可能性があり、転倒する恐れがあるため服用後は活動しないようにしましょう。
効果の発現時間が早いため、就寝30分前に服用して服用後は活動せずにすみやかに入眠してください。
飲み続けるとどうなりますか?
マイスリーは、不眠症の治療薬として広く使用されている睡眠薬ですが、長期服用には注意が必要です。依存性があり、長期間服用していると、薬の効果が弱くなったり、薬がないと眠れなくなったりします。
マイスリーが効かないときはどうすればよいですか?
マイスリーで効果を得られない場合、医師に相談をして他の睡眠薬への変更を検討しても良いでしょう。
効果には個人差がありますが、マイスリーの成分が体質に合っていない可能性が考えられます。
また、不眠症のタイプによって効果的な睡眠薬も異なるため、自分の症状に合った睡眠薬を選ぶことが大切です。
効果を感じられないからといって、安易に用量を増やしたり最大摂取量を超えたりしないようにしてください。
- 関連ページ
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半分でも効果はありますか?
マイスリーを半分に割って服用した場合の効果は、個人差が大きく一概には言えません。効果が十分に得られない場合もあれば、逆に副作用が強く出る場合もあります。
ゾルピデムの違いは何ですか?
ゾルピデムが一般名で、マイスリーが販売名(商品名)です。