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イソトレチノインは市販されているのか-購入方法を紹介
イソトレチノインはニキビの内服薬として海外では長年使用されており、最近では日本でも服用する人が増えてきました。
「病院を受診しなければ購入できないのか」「どこで購入できるのだろう」と気になっている人もいらっしゃると思います。
残念ながらイソトレチノインは市販されていないため、ドラッグストアや国内の通販サイトでは購入できません。
この記事ではイソトレチノインが市販されていない理由や、購入方法について解説していきます。
イソトレチノインが市販されていない理由
イソトレチノインが市販されていない理由は2つあります。
それは「日本では未承認の医薬品」であることと、承認されても「処方箋がなければ販売・授与できない医薬品」だからです。
海外のニキビ治療のガイドラインでは、重症ニキビに対する治療にイソトレチノインが推奨されています。
それにもかかわらず、日本でいまだ未承認の理由は以下が考えられます。
・ニキビは体に重大な不調が生じる疾患ではないこと
・重大な副作用として、妊娠中の人が服用すると胎児の奇形や流産、死産、早産が起こる可能性があること
イソトレチノインは副作用のリスクを十分理解し、医師の指導のもと正しく服用する必要があります。
将来日本でイソトレチノインが承認されたとしても、医師からの処方箋がなければ購入はできないため、市販されることはないでしょう。
イソトレチノイン(アキュテイン)の購入方法
イソトレチノインの購入方法は以下の2つです。
・個人輸入する
・医療機関を受診して処方してもらう
イソトレチノインは日本では未承認の医薬品のため、ドラッグストアや薬局、国内の通販サイトでは購入できませんので注意しましょう。
くわしい購入方法について、次項から解説していきます。
個人輸入する場合
イソトレチノイン(アキュテイン)を個人輸入する場合、「医師からの処方箋または指示書に基づき必要な手続きをおこなう」という条件があります。
医師からイソトレチノインによる治療が必要と判断されなければ、個人輸入することはできないのです。
厚生労働省からも以下の注意喚起が促されています。
アキュテイン及びそのジェネリック医薬品については、数量に関係なく、医師の処方せんまたは指示書に基づき必要な手続きをおこなわない限り、個人輸入することはできません。
出典：厚生労働省-アキュテイン(ACCUTANE)(わが国で未承認の難治性ニキビ治療薬)に関する注意喚起について(外部リンク)
イソトレチノインは胎児の奇形や重大な精神症状など副作用のリスクがあり、専門家の指導のもとで服用する必要があります。
個人輸入のメリットとデメリット
個人輸入する場合、以下のメリットとデメリットがあります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・24時間どこからでも注文できる ・薬代が安い場合が多く、費用が抑えられる |
・届くまでに時間がかかる ・何かトラブルが起こったときは自分で対応しなければいけない |
海外医薬品を取り扱っている個人輸入代行サイトを利用する場合、24時間どこからでも注文でき、病院からの処方よりも安く購入できます。
ただし海外から発送されるため、届くまでに10～14日程度かかる点に注意が必要です。
余裕をもって購入の手続きをおこないましょう。
当サイトも個人輸入代行サイトであり、アキュテイン(イソトレチノイン)のジェネリック医薬品を取り扱っています。
病院で処方してもらう場合
病院で処方してもらう場合、自由診療をおこなっている美容皮膚科などを受診しましょう。
イソトレチノインによるニキビ治療は保険適用外になります。
あらかじめ、イソトレチノインの処方をおこなっているか確認した上で受診すると安心です。
オンライン診療について
イソトレチノインを購入する際、オンライン診療の利用も選択肢のひとつです。
オンライン診療では、自宅などで医師の診察を受けられます。
病院への移動や待ち時間の負担がないため人気があります。
病院での処方のメリットとデメリット
病院に行って処方してもらう場合、以下のメリットとデメリットが挙げられます。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| ・来院したその日に購入できる ・治療後も経過を診てもらえる |
・保険適用外のため、値段が高くなる ・病院の診療時間内でないと購入できない |
病院から処方してもらう場合、即日でイソトレチノインを購入できるため、すぐに治療を始めることが可能です。
しかし、イソトレチノインの処方は保険適用外となるため費用は高額になります。
また、オンライン診療でイソトレチノインを郵送してもらう場合、診察料や薬代のほかに郵送料がかかることもあるため注意しましょう。
イソトレチノイン服用時の注意点
イソトレチノインを服用するときは以下の点にご注意ください。
・服用する1ヶ月前～服用後1ヶ月(服用中を含む)は避妊する
・服用中や服用後1ヶ月は授乳や献血をしない
・ビタミンAが含まれる内服薬、テトラサイクリン系の抗生物質(ビブラマイシン、ミノマイシンなど)、セントジョーンズワートと併用しない
・普段以上に全身の保湿をおこなう
イソトレチノインは、胎児に奇形を起こすリスクの高い医薬品です。
妊娠中や妊娠直前の女性だけでなく、妊娠させる予定のある男性にも作用するため注意してください。
少なくとも服用開始前の1ヶ月と服用中、服用中止後の1ヶ月は男女ともに必ず避妊しましょう。
また、皮脂分泌が抑制されて乾燥しやすくなるため、全身をしっかり保湿することも大切です。
イソトレチノインを服用できない人
イソトレチノインの禁忌は以下の通りです。該当する場合はイソトレチノインを服用できません。
・妊娠中や授乳中、妊娠している可能性がある人
・12歳未満の人
・ビタミンAなどイソトレチノインの成分に対して過敏症がある人
・重度の肝機能障害がある人
・テトラサイクリン系の抗生物質(ビブラマイシン、ミノマイシンなど)、セントジョーンズワートを服用している人
上記に該当する人がイソトレチノインを服用すると、副作用を引き起こしやすくなるなどの危険性があります。
自分が禁忌に該当していないかよく確認したうえで服用してください。
まとめ
イソトレチノインについて、ここまでの解説をまとめました。
- イソトレチノインは日本では未承認の医薬品のため、市販されていない
- イソトレチノインの購入方法は、病院で処方してもらうか個人輸入
イソトレチノインは重症のニキビに強い効果がある医薬品です。
購入するときは、病院で処方してもらう場合と個人輸入する場合のメリットやデメリットを把握したうえで検討するとよいでしょう。
Q&A
イソトレチノインについてのよくある質問にお答えしていきます。
Q.イソトレチノインの服用はどんな人に向いている？
A. 以下に該当する場合、イソトレチノインの服用が向いています。
・保険適用のニキビ治療が効かない人
・治療後も繰り返しニキビができる人
・ニキビができるとニキビ跡になる人
・体にニキビが多くある人 など
海外のニキビ治療のガイドラインでは、治りにくい重症ニキビに対してイソトレチノインの服用が推奨されています。
体にニキビが多い場合、内服薬であるイソトレチノインで内側から治療していくことが世界的な流れとなっています。
Q.イソトレチノインの個人輸入は違法？
A. イソトレチノインの個人輸入は違法ではありません。
医師からの処方箋または指示書に基づき、必要な手続きをおこなうことで問題なく個人輸入できます。
個人輸入代行サイトを利用するときは、信頼できるサイトかよく見極めたうえで利用しましょう。
