デパスは市販や個人輸入で買えるのか｜代わりの薬も紹介

デパスは、医師の処方箋が必要な医薬品のため、市販されておらず、個人輸入でも買えません。

しかし、デパスの代わりとして服用できる医薬品で、個人輸入ができる商品はたくさんあります。

▶不安やうつ症状がある人はこちら
▶不眠症の人はこちら
▶うつ症状と不眠症どちらも悩んでいる人はこちら

そこでこの記事では、デパスの代わりとなる医薬品を、症状に合わせて詳しく紹介していきます。

デパスの入手方法

デパスの入手方法は、病院の診断による処方のみです。

向精神薬に指定されているため、市販や通販では購入できません。

病院での診断が面倒、通院する時間がない、気軽に購入したいという方は代替薬の使用を検討することがおすすめです。

デパスの代替薬であれば、通販でも気軽に購入できます。

病院で処方してもらう場合

病院で診察を受ければデパスを処方してもらえます。

うつや不眠症の症状がみられても、病院によってはデパス以外のお薬を処方されることもありえます。

デパスの場合、幅広くいろいろな症状に効果があるので、以前はたくさんの症例に対して処方されてきましたが、現在はリスクの高さから処方されること自体少なくなっています。

個人輸入の場合

向精神薬として扱われるデパスは市販や通販（個人輸入）では購入できません。

向精神薬は、効果が強い分、副作用のリスクが大きく依存しやすいため、必ず医師や薬剤師の指導のもと服用しなければなりません。

なお、デパス以外の効果が強い睡眠薬については、別の記事にてランキング形式で詳しく紹介しています。
こちらもぜひ、あわせてご覧ください。

デパスの代わりになる薬｜不安やうつ症状がある人

不安やうつ症状がある人におすすめなデパスの代用薬は、以下の通りです。

商品名	デピロックス (アモキサンジェネリック)	シトレス (レクサプロジェネリック)	ベンラーXR （イフェクサージェネリック）
商品画像
価格	1錠33円～	1錠73円～	1錠66円～
特徴	・効果が強い ・価格を抑えて購入できる ・副作用が軽減されている	・精神症状が強い人におすすめ ・副作用が軽減されている	・効果が強い ・精神・身体どちらの症状にもOK ・副作用が軽減されている
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次の項目から、デピロックス、シトレス、ベンラーXRについてひとつずつ詳しく解説していきます。

デピロックス

デピロックス 1錠33円～

デピロックスは、日本国内でも処方されている抗うつ剤「アモキサン」のジェネリック医薬品です。

心を落ち着かせるホルモンであるセロトニンや、意欲を高めるノルアドレナリンが脳内から不足するのを防ぐことで、うつ病に効果を発揮します。

不安や緊張をほぐす働きもあるため、パニック障害にも効果的です。

また過食症の治療にも使われており、効果が強いにもかかわらず副作用が少ないというメリットがあります。

シトレス

シトレス 1錠73円～

シトレスは、レクサプロのジェネリック医薬品で、SSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)に分類される抗うつ剤です。

SSRIは、脳内に放出されたセロトニンが細胞内に再取り込みされるのを阻害し、セロトニンの働きを強くすることで、うつ病に効果を発揮する治療薬を指します。

気分の落ち込みを抑制し心のバランスを保つので、気分障害やPTSD(心的外傷後ストレス障害)、PMDD(月経前不快気分障害)など、幅広い症状に効果的です。

効果が高く副作用の出にくい医薬品ですが、まれに傾眠(外部からの軽い刺激で目を覚ます程度の眠り。うとうとしている状態。)や、吐き気といった症状が出る場合もあります。

ベンラーXR

ベンラーXR 1錠66円～

ベンラーXRは、SNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)に分類されるイフェクサーのジェネリック医薬品です。

SSRIがセロトニンだけの再取り込みを阻害するのに対し、SNRIはセロトニンだけではなくノルアドレナリンの再取り込みも阻害します。

そのためうつ病や不安、落ち込みを和らげるだけではなく、意欲ややる気の向上にも効果を発揮します。

また痛みを軽減する作用もあるため、慢性的な痛みがある人にもおすすめの医薬品です。

こちらも効果が強いにもかかわらず、副作用が少ないというメリットがあります。

デパスの代わりになる薬｜不眠症の人

不眠の症状がある人におすすめなデパスの代用薬は、以下の通りです。

商品名	ハイプナイト	デエビゴ	ベルソムラ
商品画像
分類	非ベンゾジアゼピン系	オレキシン受容体拮抗薬	オレキシン受容体拮抗薬
作用時間	約5時間	約3~4時間	約10時間
効果	入眠、中途覚醒	入眠、中途覚醒	入眠、中途覚醒、 早朝覚醒、熟眠障害
価格	1錠63円～	1錠564円～	1錠246円～
口コミ	☆4.2点	☆4.3点	☆4.3点
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次の項目では、ハイプナイト、デエビゴ、ベルソムラについてひとつずつ詳しく解説していきます。

ハイプナイト

ハイプナイト 1錠63円～

ハイプナイトは、非ベンゾジアゼピン系に分類される、ルネスタという睡眠薬のジェネリック薬です。

脳をリラックスさせる作用により、眠気を促します。

ハイプナイトは、効果が強いものの安全性が高い睡眠薬です。
作用時間が5時間ほどなので、夜中に目が覚める心配も少なく、かつ翌朝はすっきりと起きることができます。

また、ルネスタのジェネリック医薬品のため、ルネスタより安く購入できることも大きなメリットです。

デエビゴ

デエビゴ 1錠564円～

デエビゴは、オレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬です。

脳を覚醒状態から睡眠状態に移行させることで、不眠症に効果を発揮します。

効果が強いにもかかわらず、依存性や耐性が低く副作用も出にくいため、安全性がとても高いことが大きなメリットとなっています。

なお、作用時間は3～4時間ですが、半減期(体内における医薬品の濃度が半分に減るまでの時間)が約50時間と長いので、人によっては翌日に眠気が残ることもあり注意が必要です。

ベルソムラ

ベルソムラ 1錠246円～

ベルソムラは、デエビゴと同じオレキシン受容体拮抗薬に分類される睡眠薬で、作用もデエビゴと同じです。

効果はおだやかなものの、作用時間が約10時間と長いため、夜中に目が覚めてしまう中途覚醒や、朝早く目が覚めてしまう早朝覚醒にも効果があります。

安全性の高い睡眠薬ですが、服用した翌日に眠気やだるさが残ることがあるので、その点は注意が必要です。

うつ症状と不眠症どちらも悩んでいる人

うつ症状と不眠症のどちらも悩んでいる人におすすめの医薬品は、以下の通りです。

商品名	バスピン (バスパージェネリック)	レデプラ (レメロンジェネリック)
商品画像
価格	1錠27円～	1錠98円～
特徴	・依存性が低い ・効果はゆるやか ・うつ症状や入眠障害に効果的	・精神症状が強い人におすすめ ・副作用が軽減されている
口コミ	☆4.2点	☆4点
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次の項目では、バスピンとレデブラについてそれぞれ詳しく解説します。

バスピン

バスピン 1錠27円～

バスピンは、非ベンゾジアゼピン系に分類されるバスパーのジェネリック医薬品です。

セロトニンを分泌させることで精神を安定させ、不安障害やうつ症状に効果を発揮します。
また、脳をリラックスさせて眠気を促す作用もあるため、入眠障害にも効果的です。

依存性や副作用が少なく、質の良い深い睡眠が取りやすくなるというメリットもあります。

さらにバスピンの場合、筋肉をほぐす作用が低く、睡眠にのみ作用を発揮するため、ふらつきや転倒の心配があまりありません。
安全性が高いので、安心してお使いいただけます。

レデプラ

レデプラ 1錠98円～

レデプラはNaSSA(ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)に分類されるレメロンのジェネリック医薬品です。

セロトニンとノルアドレナリンを分泌させることで抑うつ状態を改善し、精神の安定に効果を発揮します。

レデプラを服用すると、発生頻度50％の確率で傾眠の副作用が起きます。
しかし、この副作用を睡眠障害の改善に役立てることができるのです。

また、他のうつ病治療薬と併用できる点もレデプラ特有のメリットとされており、抗うつ剤の中でも便利な医薬品となっています。

デパスの代わりになる市販薬は？

市販されている睡眠改善薬や精神安定剤は、残念ながらデパスと同じ効果を得ることができません。

しかしどうしても市販薬で対応したい場合は、以下の商品がおすすめです。

商品名	ウット	パンセダン	ドリエル
商品画像
価格	12錠：1,980円～	24錠：952円～	12錠：1,900円～
特徴	・抗ヒスタミン成分配合 ・ストレスによる緊張・不安に	・天然ハーブを配合 ・ストレスによる緊張・イライラに	・抗ヒスタミン成分配合 ・一時的な不眠症状に
	通販ページへ	通販ページへ	通販ページへ

ウットとドリエルは、どちらも抗ヒスタミン成分が配合されていますが、ドリエルの方が高用量となっています。

天然成分で改善したい方は、鎮静作用のある4種類のハーブが配合されたパンセダンがおすすめです。

デパスとは

デパスは、ベンゾジアゼピン系に分類される抗不安薬です。

脳をリラックスさせ、筋肉の緊張をゆるめることで、不安障害やうつ症状に効果を発揮します。

即効性があり効果も高いですが、持続時間が短いため、何度も繰り返し服用してしまう人が多いことが問題視されていました。

また、依存性や耐性も高いので、乱用されやすい危険な医薬品といわれています。
このような危険性から、現在は医師のもとで慎重に処方される医薬品となっています。

効果と強さ

デパスは、脳内の神経伝達物質であるGABAの働きを強めることで、不安や緊張を和らげ、睡眠を促す効果があります。

デパスの有効成分であるエチゾラムが、脳内のベンゾジアゼピン結合部位と呼ばれる受容体に結合します。

エチゾラムが結合することで、GABAの働きが強化されます。GABAは、神経細胞の興奮を抑える働きを持つ神経伝達物質です。

GABAの働きが強化されると、脳全体が落ち着き、不安や緊張が和らぎます。また、睡眠を促す効果も現れます。

デパスの最高血中濃度到達時間は、約3時間です。一方、半減期は6時間です。

副作用・依存性

デパスの主な副作用は、眠気、ふらつき、めまい、倦怠感、脱力感などです。

デパスを長期投与したり、効き目が弱くなったからいう理由で、用量を増やしすぎたりすると、体が薬に慣れてしまう現象が現れます。

デパスの効果に頼って服用し続けた状態で、急に服薬を中止すると離脱症状出現します。不安、妄想、震え、眠れないといった症状がでるので注意が必要です。

ジェネリック医薬品

デパスには、エチゾラムというジェネリック医薬品があります。

エチゾラムは、先発薬であるデパスをベースに開発されており、デパスよりも安く購入することができます。

ただし、ジェネリック医薬品は先発薬と同じ有効成分のため、エチゾラムもデパスと同じように市販や個人輸入では入手できません。

まとめ

デパスの個人輸入について、この記事で解説したことをまとめました。

・デパスは市販や個人輸入では買えない

【デパスの代用薬｜不安やうつ症状がある人】
・デピロックス
・シトレス
・ベンラーXR

【デパスの代用薬｜不眠症の人】
・ハイプナイト
・デエビゴ
・ベルソムラ

【うつ症状と不眠症どちらも悩んでいる人】
・バスピン
・レデプラ

デパスを市販や個人輸入で手に入れることはできませんが、代わりとなる医薬品で個人輸入できる商品はたくさんあります。

症状によって適している医薬品が違うため、比較しながら自分に合ったものを選びましょう。

気になる方は睡眠薬商品一覧を確認してみてください。

よくある質問

デパスに関してよくある質問をまとめました。

デパスを普通の人が飲むとどうなりますか？

デパスを健康に問題の無い普通の人が飲むと、以下の症状が出る可能性があります。

・判断力、集中力が低下する
・眠くなる
・記憶が飛ぶ
・頭痛
・ふらつき
・体が震える
・力が入らない

デパスは効果が高い分、依存性や耐性も高い医薬品のため、健康な人が飲むと思わぬ副作用につながり危険です。

医師の指示がない場合は、決して興味本位で飲まないでください。

デパスを飲むと元気になる？

デパスを飲むと、不安症状や不眠の症状、筋肉の緊張などがやわらぐため、一時的には元気になります。

しかし、長期間繰り返し服用するうちに今までの量では効かなくなり、次第に量が増えてやめられなくなることがあります。

デパスは、依存性と耐性が高く危険な医薬品です。
これからデパスを飲もうと思っていた人は、デパスではなく、他の安全で効果の高い医薬品にしましょう。

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